キャプテン・アース 第7話「誕生ミッドサマーズナイツ」感想
(以下ネタバレ)
二体同時に現れたキルトガングに苦戦するダイチ。そのピンチに駆けつけたのは、アカリに発破をかけられキルトガングである自分と真っ向から対峙する事を選んだテッペイだった。彼はキルトガングの不死たる所以であるエゴブロックを自ら破壊し――。
アカリが「次キルトガングになったら元の自分に戻れないかもしれない」と不安に二の足を踏むテッペイをビンタしたシーン、最初は「普段ロジカルロジカル言ってるくせにこういう時だけ感情論か?」などとゲンナリしてしまったのですが、後になって考えてみると、あの場でテッペイが動かなければダイチの死と地球人類の滅亡は確定だった訳で、実は利に適った行動だったのだな、と思い直し。まあ、アカリとしてはテッペイへの精一杯の信頼を込めたビンタでもあったのでしょうが。
自らエゴブロックを破壊して永遠と決別したテッペイの手に、新たなライブラスターが宿ったのは、他から搾取するだけの偽りの永遠を甘受するキルトガングには、生命の輝きの祝福は与えられない、という事の暗喩か。
何やら恥ずかしい名前を付けられて正式にチームとなったダイチ達ですが、ハナが索敵(というか予知)、ダイチとテッペイがオフェンスでアカリがバックアップ兼ムードメーカーと、中々に面白いチームになりそうですね。
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