ピンポン THE ANIMATION 第5話「どこで間違えた？」感想

原作未読。映画版視聴済み。
（以下ネタバ）
インターハイを制したドラゴンこと風間は、世界大会*1でも個人優勝を果たす。帰国した風間は記者達を前に、海王全体のレベルが下がっている事、スマイルこと月本のような選手を欲している事を明言し周囲をざわつかせる。そんな風間の影響で、チャイナは自分を下した風間が世界優勝を果たしてくれた事で日本で一人再起を図る事を決意し、アクマはスマイルへの敵愾心を燃え滾らせていた。しかしその一方で、スマイルは周囲の雑音を気にせず黙々と練習に励み、ペコは――。

すっかりやさぐれたペコは駄目人間道まっしぐらですね。今まで努力らしい努力もしてこなかったくせに、壁にぶち当たったら全て捨ててしまうという……。全く同情に値しない。
一方で、血を吐く思いで努力してきたであろうアクマがスマイルに一蹴され落ちぶれていく姿は涙を禁じえないというか……。もちろん、スマイルの実力を見誤った彼の自業自得ではあるんですが、それでも海王の監督が一目置くほどの努力を重ねてきたであろう彼が報われないのはなんともはや……。
チャイナにも頑張ってもらいたいですが、勝負の世界は非情。頂点に立てるのは一人だけ。次に頂点に立つのは果たして……？

*1:公式サイトによればユースオリンピック。