たこわさ

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マギ The kingdom of magic 第18話「レームの脅威」感想

原作既読。
(以下ネタバレ)
遂にマグノシュタットとレーム帝国との戦争が始まってしまった。兵力と魔法、科学兵器と魔法兵器の応酬が続く中、遂にレーム帝国における「人の力」の象徴・ファナリス兵団が前線に――。
戦術レベルでの力のぶつけ合いながらも、互いの持てる力をぶつけ合う戦闘シーンにはそれなりの迫力が。マグノシュタットの上級魔導士達の魔法はこの世界の一般レベルから見れば破格の戦闘力なんでしょうが、金属器使いやヤムライハのような規格外の戦闘力を見た後だと若干地味に見えてしまう部分もありますが。
しかし、そんな戦術レベルでの戦争を行っている中に、「殺戮・殲滅」を目的とした戦略級魔導兵器が登場してしまった事で、双方の犠牲者の数が桁ひとつ跳ね上がるのは避けられない状況に。しかも、レーム側も「個」の力で戦術を覆す存在・ファナリス兵団が投入したことで、まさに泥沼の戦況に。
そんな中、自分がどうするべきか思い悩んでいたアラジンは、スフィントスの言葉に触発されて、ティトスという友を救うべく遂に戦場へ。マグノシュタットの戦略兵器を破壊し、更にはファナリス兵団の前に立ちふさがる彼のもうひとつの目的は――この戦争を止めること。
ルフの加護を封印したまま一流の魔法使いに成長したアラジンですが、そんな彼がマギとして力を解放したら一体どれだけ途方もない力を発揮してしまうのか……。それこそ、戦術も戦略も意味を成さない存在になってしまっているのかも。