たこわさ

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キルラキル 第六話「気分次第で責めないで」感想

(以下ネタバレ)
四天王・猿投山VS流子。
当初から他の四天王とは異なる空気を纏っていた猿投山ですが、元は皐月に反抗する勢力のリーダーだったという事で、そのふてぶてしさに納得がいきました。
最初の対決で猿投山が善戦しながらも負けてしまった事、そして皐月がそれを予見しながらも猿投山を止めなかった事から、一見、皐月が猿投山に対して冷たいように感じてしまいますが実はそうではない事が皐月の言動から伺えますね。
流子との対決の許可を得ようと直談判に来た猿投山の実力を測るが如く、お気に入りのカップを叩き割って武器としたその行動、また敗北した猿投山を「負け犬」と罵倒しながらも彼の覚悟――自らの最強の武器であった「目」を封じた事――を見るや我が意を得たりと言わんばかりに彼の再起を許したその判断。流子に対してのそれと同じく、猿投山に対しても成長を促した、と見るべきなんじゃないかと。
ただ、一点気になるのが皐月が猿投山を攻撃した時に、猿投山が「中学の時の貴方の動き」と評していたこと。単純に猿投山の実力に合わせた、とは思いつつも、純潔の使用によって皐月自身の肉体が既に大きなダメージを追っているのではないかとも受け取れ。
案外、流子や猿投山を育てようとしている理由は、そこら辺に起因するのかも。猿投山なんて明らかに皐月に肩を並べる強さを手に入れてしまったし。*1

*1:恐らく、皐月のお茶の誘いを断ったのはそういった意味合いがあったものだと思われ。