キルラキル 第五話「銃爪（ひきがね）」感想

キルラキル 1(完全生産限定版) [Blu-ray]

（以下ネタバレ）
Tonight Tonight！ Tonight Tonight！ 今夜こそ オマエを おとしてみせる♪
……というオッサンにしか分からないネタは置いといて。
極制服を掲げる皐月達に反抗する組織の男・黄長瀬が登場。美木杉もその組織の関係者のようですが……「ヌーディストビーチ」っていくらなんでも酷いネーミングだ（笑）。
しかし、無敵と思われた神衣も黄長瀬が操る針の前には無力化されてしまうという事実は、物量で攻められたらひとたまりもないという事も表しているようで、皐月が流子を育てるかの如く部下達をぶつけているのも案外そこのところに起因しているのでは？ などと妄想が膨らみます。
皐月の意をよく汲んでいるという蛇崩の行動も、穿った見方をすれば結果的に流子を助ける事が目的だったとも思え……。というか蛇崩さん可愛い。
さて、今回は流子と鮮血の友情というか絆が描かれましたが、あのシーンを観てやっぱり本作品は「ど根性ガエル」のオマージュなのだな、と痛感。キャラクターの描き方とか、ギャグのセンスだとか、流子と鮮血のギリギリ噛み合った名コンビ振りとか。
今回のクライマックスはトリッチ・トラッチ・ポルカをBGMにしたサイレントなアクションシーンか。一番の笑い所でもありましたが。