たこわさ

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DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION 第9話「5TH DAY 驚愕の木曜日」感想

原作未プレイ。
(以下ネタバレ)
電離層に出現するセプテントリオンを倒す為の作戦に赴く亜衣梨とヒナコ。作戦は成功し無事セプテントリオンを撃破したが、セプテントリオンの残骸が札幌の街に降り注ぎ、そして――。
響希の部屋に「居候」するアルコルの天然の飄々さが一服の清涼剤になったのも束の間、セプテントリオン撃破の為に札幌の街とそこに住む人々が犠牲にされ、再び「選択の結果の残酷さ」を目の当たりにする事になった響希達。大和の冷徹な判断はある意味で正しいものの、他の面々にはそれが許容できず――かといって対案を示す事もできず。
しかし、響希は大和を拒絶するのではなく、あくまで彼に考え方を改めさせる方向に動いているところ、アルコルの切なる願い「可能性を閉ざさない」事を実践しているのだな、と。
しかし、あと二日と期限が迫り更には維緒を犠牲にする事を前提とした次なる作戦が既に始まっており……。淡々と、それでいて着実に「その時」が近づいているのだと言わんばかりの本編の雰囲気が絶妙ですな。