進撃の巨人 第3話「絶望の中で鈍く光る」感想

原作は連載を読んだり読まなかったり。
（以下ネタバレ）
巨人の襲撃から時は流れ、成長したエレンはミカサ達と共に訓練兵団に入団していた――。
米国海兵隊式しごき術に加え、芋女の「ありえない」言動まで見れば、原作未読の方にも本作がどんな作風を持ったものなのかお分かり頂けたのではないかと思いますｗ
こういった、基本的なストーリーはシリアスなのにキャラクターの言動が面白おかしかったり、一部の設定がツッコミ所満載だったり、そもそも語り口自体がどこか道化めいた雰囲気を醸し出していたりする作品のことを、私は勝手に「一流のB級作品」と呼んでおります。他に例を出すなら「鋼の錬金術師」や「デスノート」が該当するでしょうか。
巨人の圧倒的な戦力と「異形」によって絶望感を演出する一方で、絶妙のタイミングで絶妙のギャグを投入するその凄まじいセンスこそが本作の真の魅力だと思います。中でもミカサのヤンデレ名台詞集はこれからも必見です。

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