たこわさ

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マギ 第12夜「決意と決別」感想

原作知識は連載流し読み程度。
(以下ネタバレ)
やはりアリババ君とモルさんが活躍すると一気に面白くなるな。決して贔屓目な意味ではなく。
ヘタレキャラがきちんと段階を踏んで強くなっていく描写は、「ダイの大冒険」のポップを例に出すまでもなく凄まじいカタルシスを感じさせてくれるわけですが! 今回のアリババ君も、仲間からの信頼・人々からの期待・間違った道を進もうとしている友の存在、それぞれから逃げない事を決めただけの段階で、むしろ今後にこそのびしろがあるような感じがよいですね。
そしてモルさんの中でアリババ君が美化されすぎてたり、頑張るアリババ君をそっと見守ったり、おいおいこれ完璧にフラグ立ってるじゃん? とニヤニヤしっぱなしだったんですが、それでもこの二人は当分の間恋愛関係にはならない雰囲気があるという絶妙のバランスがまた良いw
さてさて、そんな訳で「覚悟完了」したアリババ君ですが、仲間達の手を借りずに一人敵陣へと乗り込む事に……。やる気が出た途端に突撃バカと化した訳じゃなく、きちんと戦略とか勝算とかあって飛び出していったのだと信じたい所ですね。

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次回タイトルの「反逆の王子」という字面を見て、コードギアスを思い出した人は多そうですね。放送枠的な意味において。