たこわさ

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さくら荘のペットな彼女 第9話「秋の嵐がやってきた」感想

原作知識は漫画版を少し読んだ程度。
(以下ネタバレ)
怒涛の夏休みが終わり二学期が始まったが、イギリスでのましろのルームメイト、リタが突然さくら荘に訪れて「一緒にイギリスへ戻ろう」とましろに告げ……?
リタと龍之介、存在は明らかにされていながら姿を現さなかった二人がようやく登場。龍之介についてはこのタイミングで出るのか、と少々意表をつかれたものの、もう少しダイナミックな登場をするのかと思っていたので拍子抜けな部分もあり。
EDの謎の怪獣キャラクターの秘密もようやく明かされましたが、あれの完成が最終回辺りになるのかな?
さて、ましろを連れ戻しに来たリタは、本作の女性キャラのノルマである「空太をお色気で悩ませる」をこなしつつ実に飄々としたキャラクターでさくら荘の面々に溶け込んでおりますが、ましろに対する心情は色々と複雑なものがあるようで。まあ、多分「圧倒的な天才が近くにいることで自分の作品が描けなくなってしまった」類の悩みなんだろうけど。
空太はディレクター意識を持ち始めた事で自分の夢へ一歩前進した感がありますが、最後にましろの絵に圧倒された時に、ましろ本人じゃなくてその才能だけを見てしまっている感じがあって人間的な成長は一進一退なのかな、と。
ましろの絵の迫力を伝える演出はとてもよかったのだけれども、あれなら絵の全景は見せるべきじゃなかったよな、と思いつつ。