たこわさ

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K 第9話「Knell」感想

(以下ネタバレ)
いきなり第二次大戦中の日独関連の研究についての回想が始まる作品は大体駄作――という言葉が浮かんだけど全然検証してないので、まあ、ただの戯言です。
さて、そんな謎の回想で「石版」と「王」の誕生秘話みたいなものと白銀の王と黄金の王の過去が語られた訳ですが、正直「で?」という印象しか浮かばない。今まで殆ど名前しか出てこなかったようなキャラクターの過去が明かされたところで一体何を盛り上がれと言うのでしょうか?
やっと動き出した赤の王も、何だか白銀の王のトラップに引っかかっているだけのように見えてしまうし*1、超絶な戦闘力見せつけられても何も盛り上がらない。
というか、淡島さんは自分の主より位が上の王に太刀打ちできるとか思っていたのかね? あの狼狽振りは明らかに「予想していたより遥かに力が上だった」反応だし。
菊理さんが出てきたのはいいけどシロもクロもネコちゃんも出て来なかったのでなんか消化不良。学園の皆からシロとの記憶が完全に消えた訳じゃない、という事は分かったけれどもあの状況で普通に「日常」に戻る展開ってのもそれはそれで萎えるし。

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*1:狐の面自体がブラフでなければ、命にちょっかい出したのは十中八九白銀の王の手のものもしくは本人でしょう。