中二病でも恋がしたい! Episode VIII「二人きりの・・・逃避行」感想
原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
シリアス展開になるかと思いきや、勇太の優しさにより通常モードに戻った感じ。つーか、勇太が今までで一番男らしすぎる。いくら放っておけない相手とはいえ、基本的に迷惑しか掛けられていないはずの六花の為にあそこまで行動するって、ダークフレイムマスターの名は伊達じゃないということか(そこじゃない
しかし、あの時点まで六花にドキドキするなんてありえない! と思っていたということは、やっぱり今までの勇太の行動は下心なしだったんですね……。お兄ちゃん気質なのか根がお人よしなのか。でも、六花が「根は純真な同い年の美少女」*1である事に気付いてしまったこれからはどうなるか分りませんね。
一方の六花はといえば、当初は一方的な仲間意識と憧れの気持ちから勇太に付きまとっていたのが、段々と「見返りもないのに世話を焼いてくれる優しい人」である勇太への信頼感が積み重ねられていって、今回遂に「ドキドキする」と恋愛感情らしきものを自覚するに至った訳で、こちらは順当な気持ちの変化、といったところでしょうか。ラストシーンの寝ている勇太の髪の毛をそっと分ける仕草は、「涼宮ハルヒの消失」へのセルフオマージュでしょうかね?
結局、六花は「現実」から逃げ続ける事を選択したわけですが、それでも勇太という「支え」を自覚した事で、少しずつ変ろうとしているように見受けられますね。もちろん、彼女なりの方法で、でしょうが。
他方、置いてけぼりをくらった他の面々は前回に引き続き通常モードを維持してくれたので、本当によいガス抜きの役目を果たしてくれていますね。モリサマさんと凸守のイチャイチャ振りとか、くみんの天然腹黒改め傍迷惑な真性天然振りとか、一色の空回り振りとか。特に、勇太が格好よすぎるので一色の「等身大の高校一年男子」振りはある意味癒し空間になっているようなw*2
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