たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

BTOOOM! 第5話「強襲」感想

原作知識は連載初期で止まっています。
(以下ネタバレ)
からくも少年殺人鬼・吉良を撃退し、食料にありつけたサカモトと平。平のアクションがいちいちオーバーなのは関西人からなのか、そもそも演技入ってるからなのか。今のところは後者の可能性は少なそうですが。
そんな二人の前に流れ着いた死骸。死骸の流れてきた方に敵がいると悟ったサカモトは偵察に出た先でヒミコと遭遇し――。
相変わらず「普通の青年」なりに奮闘するサカモトに好感が持てる。腐乱死体なんて目撃しちゃったら私なんぞ0.1秒で嘔吐してるだろうなぁ。それに、完全に殺す気で掛かって来ているヒミコに対して終始冷静に対応した所もなんとも頼もしい。助平心を隠さない所も多分同性的には好感度アップだと思われw*1
一方で、ヒミコは半分錯乱しつつも結構冷静に攻撃してきているし、今は緊張の糸が切れて大人しくなっているけれども男性不信はそう簡単に直らないだろうから「仲間」として即頼れる状況にはなりそうもない。平も、サカモトを裏切るつもりはないんだろうけれども、ちゃっかりチップを収集してて抜け目無い。
さて、そんなどこか緊張感漂うトリオとなった三人。そこで、ヒミコの口から「自分達は知り合いの誰かに売られてこの島に来た」と告げられ、動揺するサカモトと平。サカモトは失った記憶の断片と普段に自分の行いから母親に売られた事を直感し、また平も仕事上のトラブルで結構洒落にならないレベルの恨みを買っていた様子。
そんな動揺の中、三人に迫る黒い影が……。この島では人間だけが敵かと思いきや、何と世界最大の蜥蜴、コモドオオトカゲ様のご登場だ!! 一匹でも素手の人間じゃ敵わない相手なのにそれが群れを成してやってくるとは、それどんな無理ゲー……。

しかし、やはりサカモトは母親に売られてたんですね。サカモトが「オフクロ」と呼んでいるので母親とは血縁あるけど父親は義父のようで? 状況考えると一生懸命妻と義理の息子の為に頑張ってきた良いお父さんっぽいので、なんともやるせない気持ちになってきます……。

*1:ただしあそこでもう一歩踏み込んでいたら同性からも嫌われていたと思われるw