たこわさ

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リトルバスターズ! 第4話「幸せのひだまりを作るのです」感想

原作ゲームはコンプリート済み。なるべく原作厨的発言は控え……られるといいなぁ。
(以下ネタバレ)
原作人気キャラ・クドが登場――といっても今回は顔見せ程度で、どちらかというとメインは小毬のエピソード。
小毬の夢の中にだけ出てくる「お兄ちゃん」。彼が夢の中で読み聞かせてくれた絵本が実際に見つかり、そこには「神北拓也」という名前が。存在する筈のない「兄」に思いを馳せつつも、元気に健気に日常を過ごす小毬。
そんな中、小毬に誘われてリトルバスターズの面々と共に訪れた老人ホームで理樹が出会った気難しい老人は小毬の事を知っている様子……だが、「あの娘をワシに近づけてはいけない」と語る。そして名乗ったその名前は「神北小次郎」。
リトルバスターズメンバーが全員揃う前に個別エピソードが始まって少々ビックリしましたが、多分原作のように理樹一人が奮闘するのではなく仲間達(特に鈴)と一緒にと問題を解決していく、という手法をとるためにこういう構成にしたんでしょうね。今回のアニメ化で久々に評価できるポイントが見られた気がします(ぉ
しかし、今回は小毬が元気に飛び回ってくれたおかげか、それとも制作陣がようやくこなれてきたのか、普通に面白く感じました。一部違和感のあった声優さんの演技も、「原作ファンの持っているそのキャラクターのイメージ」に近づいたように見受けられますし、何より今までと違ってテンポや構図が良かった。
やっぱり、原作を大事にするあまりアニメじゃなくて「紙芝居」のような作品になってしまうよりは、アニメらしい表現手法に拘って「リトルバスターズ!」という世界を「再現」してくれた方が観ている方としては嬉しいわけで。それこそ、私がよく言っている原作からアニメへの「翻訳」を意識してやってほしいなぁ、と。*1

コトブキヤ リトルバスターズ! 神北小毬 1/8スケールPVC塗装済み完成品

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小毬MAX可愛いよ小毬MAX。

*1:英語の小説をそのまま日本語に直訳しても何にも面白くない訳で。だからといって某戸棚先生のような「超訳」は困るけど。