リトルバスターズ! 第2話「君が幸せになると、私も幸せ」感想
原作ゲームはコンプリート済み。なるべく原作厨的発言は控え……られるといいなぁ。
(以下ネタバレ)
小毬登場。いきなりおパンツを披露していますがお色気要員じゃないぞ! パンツ要員だぞ!(ぉ
「アリクイ?」
「ああ、やっぱりアリクイなんだ」
の件は原作でも大好きなやりとりなので削られなくて良かった。
……が、やっぱり全体的にテンポが悪いなぁ、と。正直、掃除のシーン以外はちょっと観られたものじゃなかった印象。長井龍雪氏のコンテだったので、決して悪くない構成だったと思うんだけれども、全体的に作画は粗いし動画はイマイチだし、何よりキャラクター達の会話にキャッチボール感がない。
もしかしたら原作のテンポ感を大事にしようとしているのかもしれないけれども、ゲームとアニメじゃあ適切な会話のタイミングなんてものも変わってくるわけで。別に台詞が被り気味になろうがそれでテンポさえ良くなるならそうするべきだと思うし。
私が見たいのはゲームの内容を書き起こしたアニメじゃなくて、ゲームからアニメへと「翻訳」されたものなんだがなぁ……。なんだか、現状だと編集も脚色もしていないTRPGリプレイを延々と読まされているような感じしかしない。原作ブレイクしろとは言わないけど、もう少し媒体が変わった事による表現の仕方の違いというものを見せ付けて欲しい。
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- 発売日: 2012/12/26
- メディア: Blu-ray
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追記
「リトルバスターズ!」シリーズ構成とキャラデザ担当のインタビュー|オタク.com
↑上記の印象では、シリーズ構成の方は非常によくわかっているなぁ、という感触を得たんですがね……。やっぱり「分っていても実際に創り上げる事は難しい」ということか。