たこわさ

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絶園のテンペスト 第二幕「彼女はとてもきれいだった、と少年は言った」感想

原作知識は連載を流し読みしてる程度。
(以下ネタバレ)
愛花のツンデレ振り、特に兄がいなくなってから吉野にこっそりと向ける満面の笑顔のシーンとかこいつは反則級の可愛さだろう!(だが故人だ!
さてさて、前回現れた気持ち悪すぎる「果実」達。それが全て集まった時に「世界の終わり」が訪れる――という中ニ病妄想丸出しの恥ずかしい設定(貶してません)が明かされました。問題は、葉風と敵対する鎖部一族が何を考えてそんな物騒なものをよみがえらそうとしているのか? というところ。目的が皆目分らないので、まだ物語の輪郭も掴めない感じ。
一方、「世界を救う」事さえ「ついで」と言い切る真広は、早くも愛花を殺した犯人の手がかりを――掴んだのか掴んでないのか有耶無耶になりましたが、葉風の口ぶりからすると掴めなかったのかな? その割に楽しそうな表情でしたが。そしてそんな真広の前に鎖部一族の刺客が……。
その頃吉野は復活した28歳(無職)と追いかけっこ。いくら魔法の手助けがあったとはいえ、素人の吉野に完敗する28歳(無職)さんマジピエロ……。でも、吉野の何気ない言葉から愛花との関係に思い当たる辺り、きちんと「女の勘」は働いているご様子。

絶園のテンペスト 1 (ガンガンコミックス)

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