たこわさ

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新世界より 第2話「消えゆく子ら」感想

原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
アバンタイトルで少しずつ1000年の間に変化した日本(かどうかも怪しいけど)の歴史が語られる形式なんでしょうか?
さて、特に説明もなくメンバーが一人欠けたまま普通に学校生活が続いていくという、視聴者側からしてみれば薄気味悪い展開が続きます。おそらく後年の早季のものであろうモノローグだけが視聴者と感覚を共有していて、作中の子供時代の早季達は「人が消えた」という事実さえ認識することなく普通に生活していくのかな、と。
第一話の感触では、早季だけが異常事態に対する違和感を覚え、そこから謎に迫っていく展開なのかと思われましたが、どうやら早季が異常に気付くのはもっと先の話になりそうですね……。
とりあえず現時点で判明している事実は、

  • 一定年齢までに呪力を得なかった子供は「消える」
  • 全人学級での成績が振るわなかった子供は「消える」
  • 禁止されている呪力の使い方をした子供は「消える」
  • 子供たちは「消えた」人間の事を覚えていないか、そのことに違和感を持たないように精神操作されている

というところでしょうか?
講義中に語られる教訓のような物語も、洗脳工作の一つだと思うと薄ら寒い恐怖を感じます。

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