たこわさ

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織田信奈の野望 第7話「墨俣一夜城」感想

原作は未読。
(以下ネタバレ)
今回も作画は安定。――既にお決まりの文句になってきました。
さて、秀吉のエピソードの中でも有名な「一夜城」ですが、本来的には実際に一晩で築城したという意味ではなく、「ごくごく短期間」位の意味合いだったりするらしいです。まあアニメ的には実際に一晩で築城した方がインパクトはあるので、そこの所は重要視するべきところではないかもですが。ある程度パーツとして造っておいて現地での建築効率を上げる、という良晴のアイディアもありましたし。
今回もヘタをすると「何だかよく分からないけど勝った!」ような脚本になってましたが、あれってようは「囮」だった織田本隊と良晴達築城組の立場が途中で逆転したからこその勝利、という理解でよいのでしょうかね。つまり、信奈達を壊滅させたと思い込んだ義龍が調子に乗って自ら墨俣城に攻め入ったので、結果的に織田軍がやっかいな稲葉山城を攻めずに済んだ、しかも寝返り組のオマケつき、という事で。
そんなわけで、相変わらず脚本があんまり綺麗じゃないな、と思うところはあるものの、半兵衛に対する信奈の「であるか」が凄まじく爽やか&可愛かったり、五右衛門討ち死に!? とヒヤヒヤさせたりと、キャラクターの見せ場はちゃんと作ってあるので楽しめるかな、と言った所か。
……ところで、鎖帷子如きじゃ鉄砲は普通に貫通するし、貫通しなくても肋骨バキバキだと思うんですが。そこだけはやっぱりアニメアニメしすぎてるかな、と。