たこわさ

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貧乏神が! Round 3!「お前に命令されるのはなんか腹立つ!!!」「なんかって何!?」感想

原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)

  • 第1話から市子の隣の席で寝ていた石蕗が本格登場。やはり市子とは真逆で、貧乏で苦労しているが弟妹達と賑やかに暮らす青年、という設定か。
  • 市子が面食いというのはちょっと意外ですな。
  • 「孤独」というトラウマに触発されたからといって、石蕗相手に拝金主義を高らかに主張する市子さんマジ外道www
    • 一方で、毅然と市子の主張を否定した石蕗自身の口から「市子の言う事も全部が間違いじゃない」と語らせた所は「ただの奇麗事」で終わらない脚本になっててグッド。
  • 最初は手なずけるつもりで石蕗弟にカードを買ってあげた市子が、素直に喜ばれて御礼を言われて、今まで感じた事の無い感情を覚えるシーンはほのぼのしてます――が、市子と長く関わった事で、弟君に絶大な不幸がやってくるだなんて、なんて皮肉な事か。
  • しかし、いくら「幸福エナジー」の存在を知っているからといって、激流の中弟君を助ける為に迷わず飛び込んだ所にこそ、市子の「真実」があるようにも思えますね。本当にチグハグな少女です。そして紅葉はそんな市子の事を「面白い奴」と思ったからこそわざわざ現世に居残る事を決めたんでしょうな。
    • ちなみにワタクシ、この手の「故あって性格最悪な少女が色々な出来事を通して不器用ながらに人間性を獲得していく」タイプのキャラクターは大好物でございます、はい。
  • そういえば、紅葉役の内山夕実さんって「Aチャンネル」のナギ位でしか知らないのですが、紅葉の目まぐるしいキャラ作りにきちんと対応できる演技力(というか声色のパターンの多さ)は半端ないですね。このアニメを気に人気が出るかも?

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