ちはやふる 第14首「はなよりほかにしるひともなし」感想

（以下ネタバレ）
遂にクイーンが登場。やはり近江神宮ですれ違った女子高生がクイーンその人だったのですが――格好がダサい！ｗ　これは千早と同じく「残念美人」の部類に入りそうですね。……まあ私的には京言葉と泣きボクロという必殺コンボが(ry
クイーンを前にして舞い上がりつつも、すぐに正気を取り戻して一回戦を突破する千早。ここら辺のうじうじした気持ちを変に長引かせない所が、この作品の長所ですよね。
そして「当たりたい、当たりたくない」と複雑な気持ちの千早でしたが、何と二回戦でクイーンと当たることに。ベタな少年漫画だと都合よく決勝とか準決勝とかでライバルと当たる、なんて展開がザラですが、そういった悪い意味での「お約束」がなくて本当に安心して観られますわ。
――って、クイーンの強さはまさにチートレベル！ 先に反応しているのに自陣の札を抜かれるとか、ビデオのスロー再生でも動きが見えないとか、まさに「かるたはスポーツ」地で行く恐ろしさ！！　そりゃあ北央の甘糟もボロ負けした挙句真っ白に燃え尽きますわ！
その圧倒的にな実力を前に心が折れそうになる千早。太一と女帝先生が見守っている事に気付き、何とか奮起しようとするも、今まで自分が積み重ねてきたかるたが全く通用しないという事実を前に愕然とし――そして思い出したのが自分に取ってのかるたの限定、初めて新と対戦した時の事。そう、あの時も手も足も出なかったが、一枚、たった一枚だけでも取ってやろう！ という気概があった。そんな「昔の自分」に負けていられないとばかりに復活した千早。
ここで思い浮かぶのが新、というのがまた太一(´・ω・)ｶﾜｲｿｽもとい、やはり千早にとってかるたの原点はどこまでいっても新なんだな、と。
そしてここから始まる千早の攻勢。千早の「感じ」の速さは、クイーンとの実力差をも埋めるほどのものなのか、見事に連取。しかし、クイーンの闘志にも火が付き……という所で引き。
いやいやいや、本当に毎回毎回熱くさせてくれますな！！ そして同時にコメディも忘れない所がステキです。千早とクイーンがお互いの変なTシャツを見てほっこりする場面のギャグ顔が可愛らしすぎて爆笑しましたわ。

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追記

新の「次は試合で」の伝言に熱くなってる太一が今回もイケメンだった！