ペルソナ4 #12「It's Not Empty At All」感想
原作知識はほぼ無しです。
(以下ネタバレ)
- さすがに途中で気付いたものの、鳴上に対する精神攻撃描写には正直ビビリました。「事件が終わる事」への潜在的な不安をきちんと伏線として描いていただけに、途中まで「うわ、BAD ENDで2ループ目!?」とか思ってました。
- また、鳴上だけがシャドウとの対決を経ずにペルソナを手に入れていたり、「ワイルド」という「様々な自分」を具現化する能力を持っていることが、原作ゲームのシステム以上の意味をもって描かれているのかな、と。*1きっと彼は「何でも受け入れる」質なのでしょう。だから彼はどんな物事にも冷静に対応できるし、どんな人間とも打ち解けてしまえる懐の深さを持っている。ただ、それは諸刃の剣であり、本来ならば(広義の意味での)他人との衝突によって得られる部分もある「自分」という形を、彼は自身の認識だけで得る必要があり、だからこそ今回のような「心の弱さ」が露呈してしまったのかと。
- その後のペルソナチェンジ連発は、ある意味吹っ切れた、ということの描写でもあるのかな?
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*1:原作ゲームでもそういう描写があったら失礼。