TIGER & BUNNY #20「FULL of courtesy, full of craft.(口に蜜あり、腹に剣あり)」感想
(以下ネタバレ)
黒幕マーヴェリックさんのあんまり緻密とは言えない能力と権力に頼りきったずさんな計画によって虎徹さんが殺人犯として指名手配されてしまうお話。
マーヴェリックの能力はちょっとした矛盾で暗示が不完全になってしまう、という事が判明しているのに、親しい人間の記憶を丸ごと消してしかも殺人犯として追いかけさせるとか……。
まあ、バニーに関してはサマンサという大切な人間を殺された、という怒りが強すぎて、そこら辺の違和感とかに気が付かないのかもしれませんが。他の面々も何だかんだいって虎鉄とは親しかった訳だから、誰かしら「何かおかしい」って気づくんじゃないだろうか? 私的には、ブルーローズが鏑木商店のタオルを見て気付き、牛角さんはむしろノリノリで逮捕しにいく展開に期待。
あとは、虎鉄の素顔を知っているルナティックがどうでるか、ですか。
そして、ピンズの件を上手く誤魔化したー! とか思ったら全然そんな事はなくて、むしろ助かった筈のサマンサおばさんを死へ導いてしまった虎鉄さんまるでいいところなし……。今まで「取り返しのつかない失敗」はしなかったからこそ、タイガーのドジを笑ってみていられたのに、これはなぁ……*1。
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*1:連続女性殺害犯の件を含めると2回目の失敗ですが。