たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

「高杉さん家のおべんとう」(3)

何だか刊行ペースが早いような。
(以下、ちょいネタバレ感想)
この作品のいいところって、ハルと久留里が基本的にはラブラブ何だけれども、かといってハルが邪な気持ちを抱くでも無いし、久留里もハルに思いを寄せる小坂さんの存在に対してどちらかというと肯定的(というかむしろ丸宮兄から遠ざけようとさえしている)なスタンスを崩さないしで、なんとも健全なところだと思うんですよね。
今回、「血縁」という問題が判明してハルは変わらずの暴走癖を発揮しながらも、最終的にはきちんとその事に(=久留里に)向き合って「家族」であるという思いを、今までみたいななし崩し的ではなく、能動的に受け入れたことで、何だか二人の今後の関係についてもある程度の方向性が見えてきたような。
第21話のハルなんて丸っきり父親の心境だもんなぁw
ハル以上の空回りキャラである丸宮兄の登場によって、相対的にハルが大人に見えてくるようになったのも、その辺りの展開を見越しての事なんでしょうかネェ。