岩代俊明「PSYREN」(7)
- 作者: 岩代俊明
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/08/04
- メディア: コミック
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(以下ネタバレ)
いよいよ姿を現した敵の首魁「アマギミロク」。その強大且つ奇怪な能力で今後世界はどのように滅ぼされてしまうのか、否応にも今後のストーリーに注目せざるを得ない――というのに影虎さんとマツリ先生のギネス級のツンデレ振りに気をとられて正直それどころじゃない!
自分の命を狙った嵐と晴彦に「どうしても助けたい人」――即ち嵐の妹――がいる事を知り、犬猿の仲であるイアンに土下座までして頼み込み、彼女を治療してもらった上に、嵐と晴彦の命と引き換えにためらい無く自らの腕を差し出そうとするその漢気*1。
世界三大兄貴に数えられてもおかしくない!
そして、前巻で影虎の危機を告げられた際、仕事でメルボルンにいたはずが、全ての予定をキャンセルして日本に駆けつけたマツリ先生のツンデレ振り。しかも、成田に着いた時には既に事は解決していて、「今どこ?」と問いかける夜科に「メルボルンだ!」と答える姿がもうっ!
ジャンプ編集部はどっかの見開きばっかりの活劇漫画とか長台詞でしかストーリーを進行できない忍者漫画よりも、こっちを応援してやれよ!! と思わんばかりに私はこの作品が好きなのです。