たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

涼宮ハルヒの憂鬱(二期)「エンドレスエイト」

前回とサブタイトルが(以下略
(以下、ネタバレ)
終わった……!? 終わったよな?
という事で、エンドレスエイトようやく終了でございます。
もう一手、何らかのサプライズがあるんじゃないか、とも期待していましたが、残念ながらそれは無かったようです。
しかし、結局「自覚しないループ」が一回、「自覚したけど抜けられないループ」が六回、そして「ループ脱出」の一回と計八回繰り返したこの「エンドレスエイト」。物語構造的には、せいぜい3話あれば済んでしまう所を、何故「脱出失敗」パターンを六回も繰り返したのか? 理由は今の所(スタッフコメントなどを読んでも)よくわかりません。
しかしながら、私的にはTVアニメの性質上決して今までは観られなかった「同一の脚本で、異なる演出・絵コンテ・作画のパターンを作成したどんな感じになるのか?」と言った試みを実行した事には、色々な意味で拍手を贈りたいと思います。*1
不安なのは、DVDの売り上げは大丈夫か、と言った所でしょうか?w
ネット上だけの情報なので鵜呑みには出来ませんが、今回の「ループ」を猛烈に批判している方々の中には「全く同じ内容で繰り返し放送なんて詐欺」と、演出や作画の重要性を全く無視した発言を連呼している向きも多いようですからね……。
極論ですが、今回の件を妄信的に支持している方々も、猛烈に(心底)批判している人も、結局の所「アニメなんてその場で観て楽しむだけで考察なんてイラン」と言っているように見えてしまうのですよね。「消費するだけのオタクの典型」というか。
もちろん、「燃料投下キタ――(゚∀゚)――!!」と喜び勇んで批判やら支持やらをしていた方々は除きますが。

*1:演劇とかじゃ比較的当たり前の発想でしょうが