涼宮ハルヒの憂鬱(二期)「エンドレスエイト」
前回とサブタイトルが(以下略
(以下、少々原作バレ含むネタバレ。大事な所は伏字にしてあります)
今回、石原・池田コンビだったのでてっきり●●●終了か、と思ったら全くそんなことがなくてちょっとビビリました……。
さて、ここいらで各回の違いを確認しておくと、脚本は1回目が賀東昭二でそれ以外はずっと武本康弘で固定。第2回以降の演出・作画監督は全て別。という事で、●●●回数とか細かい部分の差異はあれど、第2回以降はほぼ同一の脚本を毎回異なる演出・作画監督が担当している、という図式となります。
ここで思い出すのは、その昔フジテレビ系列で放送していた「3番テーブルの客」というドラマ番組。これは、三谷幸喜書下ろしによる一つの脚本を、毎回異なるスタッフ・キャストでドラマ化する、という企画。「台本が同じなら同じ作品が出来上がると思うならあなたはドラマを知らない」というナレーション*1の通り、同じ脚本なのにドラマは毎回全く異なる色味を見せる様が中々に興味深いものでした。
今回の「エンドレスエイト」でも、●●●というシチュエーションを活かしつつ、同じような事をやってのけている訳ですが、私的にはその目論見は成功しているな、と感じました。目論見通り、賛否両論吹き荒れているという意味で*2。
さて、冒頭で挙げたとおり、今回は演出:石原立也・作画監督:池田和美という京アニの首魁クラスの組み合わせだったのにラストじゃない、という事に驚きを隠せなかったわけですが、そうなってくるとここは、「ラストは演出:山田尚子・作画監督:堀口悠紀子の『けいおん!』コンビか!?」と勘繰りたくなって来ますなぁ!*3