たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

CLANNAD 第11話「放課後の狂想曲」

今回も爆笑させていただきました。
(以下ネタバレ感想)
杏の縦横無尽の活躍ぶりにニヤニヤしつつ、さて。
私は原作のことみルートは完璧未プレイなので、それを前提とした感想ということでひとつお願いします。
ことみの殺人ヴァイオリンを期に(?)、他のクラスから杏や渚が駆けつけてくる、というのはなかなか見事な流れかも。その中で自然に、渚が藤林姉妹をちゃん付けで呼ぶくらいに仲良くなっている事が示されるなど、案外時間を無駄にしていない構成のようです。もっとも、このアニメの二人称は時々おかしいこともありましたが……。
それはさておき、ことみさん、あなたツッコミじゃくて明らかにボケですから!!(ツッコミ)
夕日の中での朋也と杏の会話は、あからさまに杏ルートへの伏線な訳ですが、原作の性質上アニメでは再現不可能だと思うので、多分色んな立場とか状況を改変されるんだろうなぁ、と。そう考えると、勝平さえ出てくれば十分に見せ場がある妹と違って、杏というキャラクターは他のヒロインのシナリオで獅子奮迅の活躍をしないと見せ場がなくなってしまうという不幸にちょっと気がついたり。いや、ここまでで結構出番が多いのはそこら辺を汲んで、の事かもしれないけれど。
で、「リサイタル」ってネーミングに渚の無意識の悪意を感じるぞw
でで、結果的にほぼオールスターキャストな観客の皆さん。智代ルートの伏線と思しき会話もありましたね。風子編と違って、今後は個別のエピソードも他のエピソードに大きく影響を与えてしまうわけで、折り返し地点*1を前に「点と点を結ぶ」作業が目立ってきた、というところでしょうか。他にも今回は、会話の流れで原作では創立者祭で起こっていたはずの数々のイベントが、文化祭に先送りされることが匂わされていたり、色々。後、美佐枝さんかわいいよ美佐枝さん*2
さて、肝心の演奏は……って、実は凄く上達してるのかと思ったら、そのまんまかよー! ○ャイアンもびっくりの殺人兵器ぶりだぜ!? 杏が沢山人を集めたのは「死なばもろとも」の精神ですか?
次々に倒れる人々の最期の止め絵がちょっと出崎っぽくて笑えました。特に、猫とボタンのところは何を言っているのか分かるような分からんようなノリが素敵でしたね。
しかし、今回は朋也の妄想ネタがかなり楽しいことになっていました。とりあえず、「魔法の呪文であの世へ行けー!」とか叫びだしそうな杏の魔法少女姿を描いてくれた京アニの諸君、君達は本当に最高だ(ぉ
後、朋也の妄想夢のクオリティは異常。特に杏の看護(ry

*1:まだ24話決定なのかも決まってないという噂もありますが

*2:今のところヒロインは「杏>美佐枝>有紀寧」の順で好きです。