たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

劇場版Zガンダム、フォウ配役変更の真実?

ttp://www.saeko.gr.jp/four_zeta.shtml
フォウの配役変更を聞いて、私の周囲の人々の9割は、劇場版Zの第二部を観る気を無くしておりますが、どうやらこの不可思議な配役変更の裏には言語道断な仕掛けが隠されていたようです。
上記URLはアクセスが集中しているのか繋がりにくいので、以下、某所よりの転載*1

(追記)劇場版でフォウを演じているゆかなさんのサイトが、悪質な荒らしにあっているようです。島津ファンの皆さんは色々と思う事もありましょうが、的外れな批判や八つ当たりはご自分の価値も島津さんの価値も貶める行為です。コメントを求めるような行為も、どうか自重なされるように。
(追記2)何だか「ゆかながフォウをやるために音響監督を利用した」みたいなトンデモ説が一部で飛び交っているんですが、関係者のコメントでそれを匂わせるような物は今の所全く出ていませんので、誹謗中傷の類であると思われます。ゆかなさん本人のコメントにも、島津ファンへの配慮が感じられます。流言に惑わされないように。

各所で波紋が拡がりつつある、
『劇場版Ζガンダム』のフォウ・ムラサメ声優変更について、
島津冴子さんから手記を頂きました。

「フォウを愛してくださっている皆さんには、本当のことを知っていただきたい」
という思いの詰った文章です。

今尚、島津冴子さんの演じるフォウ・ムラサメを愛する全ての人へ、
島津冴子さんの「声」をお届けします。

2005-08-18
Saeko Shimazu Official Web Site 'Angel Voice'
Web Master 舞魅

 

1.「Zガンダム」劇場版 フォウ役声優変更について


フォウ役の声優変更が公表される前から、いろいろな噂が流れました。


「島津はオーディションで落ちた」

「声が老けて呼ばれなかった」

「富野総監督が変更を希望した」

この全てが事実ではありません。


雑誌「コミックガム」に掲載された「Zガンダム」映画版フォウ声優変更に関する記事は、私が確認している事実と、概ね一致しています。
そう、この記事の大半は真実なのです。

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コミックガム 2005年9月号

1.『Ζガンダム』フォウ役交代について、トミノ監督関係者に語る。
  「あれは音響監督にだまされた」。


私が直接、富野総監督とお話し、事実確認をしたときも、富野総監督は「音響監督にだまされた」と仰いました。


2.『Ζガンダム』フォウ役、オーディションで交代というのはウソ。
  島津冴子事務所には一切の連絡なし。


この記事の通りです。
私はオーディションを受けていません。
もちろんマネージャーにも、連絡はありませんでした。


3.某音響関係者の言葉。
  「あの人(Ζガンダム音響監督)はあの子(新フォウ役)お気にだから」


この件は、私にはわかりません。


私が今日まで「Zガンダム」劇場版 フォウ役変更の件について何も発表しなかったのは、配役変更にいたるまでの経緯として説明された内容が、あまりにも不自然で、どうしても納得できなかったからです。
それは業界の「通常のやり方」では考えられないことでした。
私もマネージャーも、全く信じられない内容でした。

*注 「通常のやり方」とは?
出演依頼やオーディションの連絡は、音響制作会社より、声優の所属事務所、または担当マネージャーへ連絡されます。声優本人には、所属事務所のデスクや担当マネージャーから伝えられます。


ですから「これが真相です」・・・と公表したところで、誰にも信じてもらえないだろう・・・そう思いました。
(今回の雑誌の記事に対しても、信憑性は薄い・・・と思った方がいらしたとしても、無理はないと思います)


また、このホームページのBBSでの私の#7191発言(4月13日)「もし配役が変わったとしても、それは監督のお考えがあってのこと」ですが、#7190や、それ以前の私の文章をもう一度、読んでください。
あれは何も知らされていない段階の私のコメントであることが、おわかりいただけると思います。

#7191発言の後、私は音響監督に連絡をしましたが、なかなか連絡が取れず、やっとお会いできたのは5月末、第一部公開直前でした。
その時の音響監督の話(配役変更に至った経緯の説明)は、あまりに不可解で、私には納得できないものでした。


その後、6月になって富野総監督とお会いすることができ、「フォウを変更するつもりはなかった」と、直接、伺いました。

では、なぜ配役変更の無いはずのフォウが、変更されることになったのか?
「なぜ?」・・・私にはまだ理解できません。
しかし、私が知った真実なら、お話しすることはできます。
富野総監督には、私が真実を公表する許可をいただいていますので。


今まで皆さんは、噂が渦巻く中、このホームページのBBSで、とても冷静に対処して下さっていました。
想像だけで意見を書き込まなくてはならないのは、難しく、もどかしいものだったと思います。
今まで何も語らなかったこと・・・ごめんなさい。
そして、ありがとう!

予告編が公開され、私のもとにもご覧になった方々の感想が届いています。
私の演じたフォウを愛してくださっている皆さんは、私の声だけがお好きだったのではありませんでした。
私の表現した「フォウの心」も愛してくださっていたのです。

島津冴子は「フォウに声をあてた」のではなく、「フォウの心を表現」した。
それを感じていただけたことが、とてもとても嬉しい!

だから、私の演じたフォウを愛してくださっている皆さんには、本当のことを知っていただきたいと思い、すべてを明らかにすることにしました。

数ページに分け、事実を発表します。
どうぞ読んでくださいね。

 

2.「Zガンダム」劇場版 音響監督 藤野貞義氏の証言

初めにお断りしておきます。
今から書くことは「音響監督 藤野貞義氏の証言」です。
この証言と事実、また「富野総監督の証言」と食い違うことがいくつかあります。
それはこの後に書きます。音響監督の証言だけで判断しないでください。
また正確に事実をお伝えするために、文章が長くなっていますが、どうぞ最後まで読んでくださいね。


まず今年(2005年)4月末、電話で。
「フォウ役が変更になったと噂を聞きました。本当でしょうか?」という私の問いに対し、音響監督は「変更になった。一昨年の冬(2003年末)に冴子に連絡をしようとしたが、連絡がつかなかった」と仰いました。
それはまるで「初めから変更することが決まっていて、連絡をしようとしたのは、その変更を告げるためだった」というような言い方でした。
ですから私は「私自身が噂で知るのではなく、直接、教えていただきたかった」と申し上げました。
音響監督は、一昨年の冬以降、連絡をしなかったことを「ごめんね」と仰いました。
そして「詳しくは会って話しましょう」と。

しかし何度連絡をしてもなかなか話をする機会をいただけず、やっとお会いすることができたのは、5月末、劇場版第一部の公開直前でした。
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お会いした時の音響監督の話

私が、「今回の変更は監督の意向で初めから決まっていたのなら仕方がないと思っています」と告げると、音響監督は「いや、そうではない」と以下のような話をし始めたのです。

音響監督

映画化にあたり、富野総監督から自分(音響監督)に「Z」のキャストのうち、「オリジナルキャストの一部は残す」と連絡があった。
残すオリジナルキャストに、フォウは入っていた。

富野総監督が、「残すオリジナルキャストも確認のため声を聞きたい」と言った。
(その後の会話において音響監督はこのことを、オーディションと表現していた)

冴子に連絡が取れなかった。

自分は、冴子は引退したと思っていた。

富野総監督に「冴子は引退した」と伝えた。


これを聞いて、私は大変驚き
「私にもチャンスはあったのですね?私のチャンスをあなたはつぶしたのですか?」
と問いただすと、音響監督は
「いや、そんなつもりはなかった。ただ連絡が取れなかったんだ」
と仰るのです。

以下、私と音響監督のやりとりです。
(以下 音響監督を「音」と表記する)

私 「私が引退したと、なぜ思ったのですか?」

音 「いや、誰かから聞いた。誰だったかは覚えていない」

私 「ちゃんとご自分で調べて下さらなかったのですか?インターネットで検索しても、私が仕事を続けていることはすぐにわかります」

音 「自分はインターネットをやらない」

私 「テレビやラジオのレギュラー番組もやっています」

音 「見ない。聞かない」

私 「Z関連のゲームにもずっと続けて出演しています。劇場版制作にあたり、ご覧になったのではないですか?」

音 「ゲームは全くチェックしていない」

私 「日本俳優連盟(通称「日俳連」。声優の大多数が登録している)の名簿にも載っているはずですが?」

音 「載っていた。「フリー」と記載されていて、連絡先は空欄だった」

私 「フリーと記載された者への連絡は、日俳連の事務局に問い合わせると連絡をとってくださいます。(他のフリーの方も同じ)日俳連に問い合わせてくださらなかったのですか?」

音 「考え付かなかった。そのようなシステムになっているのを知らなかった」

私 「では、どのようにして連絡してくださったのですか?」

音 「TVシリーズ収録時(20年前)の連絡先であった冴子の以前の所属事務所に、女性の関係者に電話をさせ、冴子の自宅の電話番号を聞いた」
「冴子の自宅に2003年の冬、何度も連絡した」
「留守番電話に自分のメッセージも録音した」
「しかし、冴子から返事がなかった」
「時間切れになったので、配役を変更した」

私 「私はそのような電話を受けていません。そもそも、なぜ自宅へ連絡をしようとしたのですか?普通は事務所やマネージャー連絡のはずです」

音 「直接、本人に連絡がしたかった」

私 「私は所属ではありませんが〈希楽星〉というプロダクションの社長とマネージャーに、マネージメントをお願いしています。(業界では「預かり」という)TV版の頃も、この二人にお世話になっていました。社長のことは藤野さんもご存知ですよね?」
「20年前の所属事務所に問い合わせていただくと、必ず、〈希楽星〉に担当マネージャーがいると〈希楽星〉の連絡先を伝えてくれるはずです」
「〈希楽星〉へ連絡をすれば、すぐにマネージャー経由で私に連絡がつきました。この業界では必ずすることですが、なぜしなかったのですか?」

音 「どうしても個人に直接連絡がしたかった」
「預かりなのだから、マネージャーにオーディションを受けてくれとは言えなかった」

私 「連絡がつかないことの方が問題ではないですか?」
「他にも、声優仲間に連絡先を問い合わせるなど、方法はあったと思いますが?」

音 「冴子は引退したと思っていた」
「他の声優に問い合わせることも考え付かなかった」
「その後は、何も連絡しなかった」

以上
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あなたが上記の話を不可解に思うことがあれば、それは私が感じたことと同じかもしれません。
私が伺った内容について、公表してかまわないと、音響監督 藤野貞義氏より了解をいただいています。

次は、「富野総監督の証言」です。

 

3.「Zガンダム」劇場版 富野総監督の証言

音響監督とお会いした際、富野総監督と直接お話がしたいので連絡をつけてくださるようお願いしていましたが、なかなか連絡していただけませんでした。
何度も音響監督にお願いの電話をしました。

富野総監督と今回の劇場版のことで連絡がついたのは、音響監督とお会いしてから3週間後でした。
まず電話でお話し、1週間後に実際にお会いして話を伺うことができました。

以下、富野総監督の証言


フォウの声優をかえるつもりはなかった。

フォウは冴子だから演じられた。フォウは冴子の役だ。

声優への連絡は音響監督に任せていた。

映画化にあたり、「Z」のキャストのうち、「オリジナルキャストの一部は残す」と決めた。
残すオリジナルキャストに、フォウは入っていた。

声優は、俳優としての高い意識を持っていることが大切だ。
普通のひとと同じように老け込んでいては使えない。
その確認の意味も含め、残そうと思うオリジナルキャストには事前に会ったり、声を聞いたりした。

冴子には2003年春に実際会って話をしているので、健在であること、また俳優としての高い意識を持っていること、女優として維持していることを確認していた。

一昨年冬(2003年末)に、冴子へ連絡するよう音響監督に依頼した。

音響監督から「冴子は引退した」「連絡が取れない」と聞かされた。

それでもフォウ役は冴子以外に考えられなかったので、自分で直接連絡を取ろうと思った。

音響監督から冴子の自宅電話番号を聞き、出演依頼のため自ら電話をした。

2週間にわたり、時間帯をかえるなどして電話をかけ続けたが、常に留守番電話であった。

留守番電は一方的に留守を告げるだけのもので、メッセージを残すことができないタイプのものだった。

半年前に元気であったのに、急に引退し、メッセージも受け付けない留守番電話を使うのは、よほど何かがあって、外部との接触を絶とうとしているのではないか?
それなのに業界に引き戻すのは酷なことではないか?と考え、連絡をすることをやめた。

インターネットはやらない。

テレビ番組は見ない。


サンライズ関係の他の作品のことは知らない。
(私が04年春サンライズ作品「犬夜叉」に数回出演したと話したことに関し)

「Z」関係のゲームなどは、全く見ていない。
(ずっとゲームに出演していたと話したことに対して)

イベントなどに関しては、知らされていない。
(03年夏、04年夏に「Zガンダム」のイベントを行う企画があり、私への出演依頼がマネージャーを通し来ていた。スケジュールもおさえられていたがイベント自体がおこなわれなかった・・・という私の話に対して)


今回のことで冴子が総監督と話がしたいと言っていると、音響監督から聞かされたのは、冴子と電話で話す2日前。
それまでは音響監督より何も話がなかった。

以上
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
次に私の状況説明と、私の思いを書く予定です。

4.私の状況説明と、私の思い


長い文章が続いてしまいました。読んで下って、ありがとう。
どうぞ、最後まで目を通してくださいね。

今までは、一部私の説明も入れましたが、なるべく事実だけを書いてきました。
今回は私の状況説明と、私の思いについて書こうと思います。


まず、状況説明から
現在、私はフリーとして仕事をしています。
事務所には所属していませんが、「希楽星」という事務所の社長とマネージャーに、マネージメントをお願いしています。(業界では「預かり」といいます)
仕事依頼は、以前からのつながりのある仕事先であれば、担当マネージャーに直接連絡が入ります。
初めての制作会社の方は、日本俳優連盟(通称「日俳連」。声優の大多数が登録している)経由か、あるいは以前の所属事務所、またはインターネットの検索から「Angel Voice」経由で連絡がはいることもあります。
この数年でも初めて仕事をした制作会社、出版社はいくつもあります。
老舗の制作会社に「連絡方法がわからなかった」と言われたことはありません。

通常のやり方で簡単に連絡がつくのに、
音響監督はなぜ自宅に連絡をしようとしたのでしょうか?
他の声優は、事務所連絡だったそうです。(当然ですが)
また声優個人の電話番号を所属事務所が電話で教えることは、あり得ません。
たとえ関係者と名乗っても。

私は最近、アニメに出演することはあまりありませんが、仕事を始めてから、ほとんどレギュラー番組が途切れたことはありませんでした。
「引退したという噂を聞いた」と、他人に言われたこともありません。
声優仲間に「冴子は引退したと言われたの」と話しても、「そんな馬鹿な!」と驚かれます。


次に、富野総監督と音響監督が連絡して下った、私の自宅電話番号とされるものについて。
お二人が話してくださった留守番電話は、それぞれタイプ(録音の可否)が違います。
けれど私の自宅の電話は、お二人が連絡をしてくださったという時期、留守番電話を使っていませんでした。
これはADSLの関係で、時折、通話中に雑音が混じるようになり、留守番電話に録音されたメッセージが、雑音で聞き取りにくくなる可能性があったためです。
留守番電話を使用していなかったことは、親族、友人、知人が証明してくれます。
留守の際は、急ぎの連絡であれば、知人は携帯電話に掛けなおしてくれていました。
家にいるときは、携帯よりも自宅の電話を、毎日、数回使っていました。
回線に障害があって繋がらなかった、などということはありません。
また、私は外出することも多いけれど、毎日ではないし、早朝から深夜までということもありません。
外出ばかりしていては飼い猫が可哀想ですから。
もちろん旅行にも行きません。
同居している家族がいるので、何日も電話にでないことはありません。


富野総監督と音響監督がかけたと仰る電話番号は、現在はお二人とも紛失しており、確認することができませんでした。
しかし、上に書いた私の状況から、島津冴子の自宅電話番号ではなかったと言えます。


私が以前「納得がいかない」「理解できない」と書いたのは、


音響監督が通常の連絡方法を取らず、個人自宅連絡にこだわった理由。

音響監督が調べずに「冴子は引退した」ときめつけたこと。

留守番電話のこと。

以上のことがあったからです。
この3点について、考えれば考えるほど私には
「音響監督は私に連絡をつけたくなかった」
としか思えないのです。


富野総監督が変更するつもりのなかったフォウ役を、変更せざるを得なくなったのは、音響監督の「島津は引退した」「連絡が取れない」という二つの発言が原因でした。
富野総監督が「音響監督にだまされた」と私に仰ったのは、音響監督の言ったことが、事実とは違うとわかったからです。
(雑誌記事にある関係者については、私は存じません)


以下に私の「Z」に対する思いをつづります。

「Z」のTV版収録時は、絵がほとんど無い「白みに線画」状態でした。
またシリーズ物ではよくあることなのですが、役の生い立ちや性格について説明は受けても、どのように物語が展開し、結末がどうなるか?については知らされていませんでした。
私は放送を見てはじめてフォウの髪の毛の色を知り、状況によって目が光ることを知りました。
出演話数も飛び飛びの10回足らず。
ですから、あまり重要な役として描かれている感じはしませんでした。
ところが翌年の徳間書店の月刊誌「アニメージュ」アニメ・グランプリの人気投票で、キャラクター賞の1位をフォウが受賞したのです。
それほどファンの皆さんの心に強く残るキャラクターなっていたということを、私はその時、知りました。
その後、ゲームで何度もフォウ役として出演させていただきましたが、これらのゲームの場合は演じるというより「台詞を言う」という表現の方が当てはまります。
自分の役の台詞だけが箇条書きになった原稿には、物語も感情も前後の会話も書かれていません。
TV版の台詞が、オリジナルの状況とは全く違う場面にはめ込まれていたりします。
私は役を演じるとは「心を表現すること」と思っていますが、フォウの登場するゲームでは、「原作の台詞を言う」ことが重要で、表現するべき心は書かれていませんでした。
私には、それがつらかった。
しかしゲーム出演をきっかけに、参考資料として過去のテレビシリーズの抜粋を見るたび、「もう一度フォウを物語の中で演じたい」と強く思うようになったのです。
このホームページのBBSやファンクラブを通して、ファンの皆さんのフォウに対するかわらぬ熱い思いを知ったことも、大きな要因でした。

そして聞こえてきた映画化の噂。
2003年春に富野監督に久しぶりにお会いした際
「良いことがあるよ、連絡が行くから待っていなさい」
と、富野総監督が話して下さったのは、この事だったのだろう・・・と、とても嬉しく思いました。

フォウをもう一度演じることができる!
劇場版ならTVシリーズのときよりずっと良い状態で。
あの大先輩たちの中で刺激を受けながら芝居ができる。
以前はわからなかったものが、今ならもっともっと見えるだろう。
感じとることも、表現することも、今の私だからこそできるものがあるはず。
あのフォウの苦しみや悲しみを、そしてカミーユとの出会いで感じた想いを、以前より深く表現したい!もう一度フォウの心を表現したい!

私はそう思っていました。ですから今、とても悲しいのです。
私がフォウを演じる機会は、もう永遠に失われてしまったのでしょうか?


私の演じたフォウを愛してくださるファンの皆さん、20年という長い年月、想い続けてくださって、ありがとうございます。

そして、多くのアニメファンの皆さん、声優はキャラクターに「声をあてる」のではなく、「心を表現する」のです。
そこには大きな違いがあるということを、どうぞ感じてください。


最後に、今回、富野総監督より
「“永遠のフォウ”は島津冴子である」
と言っていただいたことを、皆さんにご報告します。


長い文章を読んでくださって、どうもありがとう!

片方の言い分だけ信じるのは危険かもしれませんが、私には事実にしか聞こえませんよ。
世が世なら音響監督のボケに天誅を食らわすところですわな。

(関連)
[劇場版Zガンダムのフォウ役を島津に戻せ - livedoor Wiki(ウィキ)

*1:転載推奨との情報を得ていますが、万が一事実誤認だった場合は即刻削除します…