↑の議論が、ここ数日はてな上で話題になっていたらしいです。怖いので元記事の所在は書きません*1。
発端となったのは、複数の大手日記サイトから一人称部分だけを変えて丸パクリしているサイトを、パクられ元のサイトが糾弾したという事件。そこに、某界隈で有名な論客（？）が絡んできて「web日記のような素人日記は著作権を放棄するべきだ」みたいな*2主張をしてきて場がグチャグチャに、というまあ見慣れた光景。
まあ、私自身もweb上の著作権については「土台はガッチリ、利用はユルユル*3」というのが理想だと思っているので論客さんの仰る事も部分的には指示できるのですが、その話題はweb日記丸パクリ問題と関係あるの？という感じはするのですが。
例えば、「面白いネタがあるぞ」と知らしめるだけならばリンクやら引用やら転載等をすれば良いわけですし、「ここをいじれば面白くなるのに」という主旨から改変転載という手段もある。しかしながら、今回問題になったのは「他人の日記を一人称だけ変えて丸パクリ」という行為。そこにはおおよそ「発展性」等という物は感じられないし、自分を偽り自サイトの読者を欺いているという点で、倫理的にも全く褒められた行為じゃない。フリーソフトやオープンソース等のような思想と合致する部分は皆無といっていい。
結局この論客さんは、元記事の内容やら主張なんてどうでも良くて、予てから主張したがっていた持論を他人を巻き込んで披露したかっただけなんだな、と（終）
