たこわさ

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鉄人28号 第11話「超人間ケリーの最後」

このエピソードは全3話でしたが、全部観ないと正しい評価が下せないタイプの脚本・演出でした。前回分を見て「弟の存在は無視かよ!?」とか的外れなツッコミを入れたのは秘密。
にしても、ちょっとラスト付近の演出は頂けない。ケリーの最期をその前のシーンではっきりと描写せずに、ぼやかした形にしておいてからラストのシーンで最期の光景を明らかにする、という手法の方が効果的だったと思うのですが……。あれでは「実際の無残なケリーの最期←→正太郎やジョンソンの思い描く想像のケリーの最期」という対比構造に見えてしまって、ケリーの憐れさが増すだけのような気も。