たこわさ

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「ブレイクブレイド」(12)感想

1巻〜11巻の新装版が出るそうで。しかも装丁が変わるだけじゃなくて大幅加筆修正もされるそうで。――ほぼ初版で今まで集めてきた私涙目、って事ですか!?
(以下ネタバレ)
前回から間が空いていたことも有り、冒頭の展開にすっかり騙されてしまいました。シギュンさん相変わらず頭の中ピンク色でございますな(だが、それがいい)。そしてそんなシギュンの内面に全く気付かない(or気付かない振りをしている)ライガットについては、ホズルじゃなくても殴りたくなってきますわなぁ。
さて、「アッサムの王女プレデリカ」を名乗る女性の乱入で、シギュンさんの願いは儚く散ってしまった訳ですが、その一方でライガットだけが王都に戻る事によってホズルからの「愛の鉄拳」と「シギュンの本心」を受けとる事が出来た訳で、事態は必ずしも悪い方に向かってないのかもしれません。たとえ、シギュンがゼスによって捕らえられ処刑を待つ身になっていたとしても。
ただ、やはりライガットの危惧通りゼスはすっかり変わってしまっているようだし、折角無事に帰還したクレオを危険な場所に伴っている事についてもいやな予感しかして来ないわけで。そしてゼスの事だけでも最悪なのに、「王女プレデリカ」を名乗る女性が二人もいるという、ライガットじゃなくたって混乱するような状況に陥ってしまい……。
そんな状況下で、「思い出の地」であるアッサムでゼスと一対一での話し合いに臨むライガット。久々の再会が二人にもたらすものは一体何なのか。