たこわさ

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グランクレスト戦記 第21話「粛清」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

三勢力の和睦が実現し、遂に皇帝聖印の誕生が確実となった。
だが、その事を快く思わぬ魔法師協会は、遂にその本性を剥き出しにし、君主派魔法師達の粛清を開始する。

事の次第を知ったシルーカは、君主と魔法師達と情報を共有。魔法師協会との全面対決を提言する。
多くの君主・魔法師はそれに賛同したが、去る者も少なくなく、テオたちは厳しい戦いを強いられることになる。

更に魔法師協会はとある罠を仕掛けており、シルーカとテオの身近にも魔の手が迫っていた――。

感想

アイシェラと魔法師協会の繋がりについては、黒魔女を捕らえた時に見せた反応から示唆されていたが、「一体いつ?」という点が不明だったので、釈然としない部分も残った。
シルーカが選別されそうになった時に、藁にもすがる思いで協会の暗部と関わってしまった、という辺りか。

そう考えると、アイシェラのアウベストに向けた複雑な感情についても納得がいく。
彼女がパンドラと関わってしまったのは、ある意味アウベストのせいでもあるわけで、愛憎入り交じった複雑な想いを抱くに至ったのだろう。
もちろん、元々娘としてしか見てもらえなかったという鬱屈した気持ちを抱えていた事もあるのだろうが。

しかし、今回もプリシラが便利キャラ過ぎて盛り上がりに欠けた部分もある。
どうせならアウベストが命がけでアイシェラを助け、和解するという展開でも良かったのでは……。

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