たこわさ

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グランクレスト戦記 第20話「三勢力会戦」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

アレクシスが決起し、見事にエーリクらを討ち取ったことで、同盟・連合・条約の戦力は拮抗しつつあった。
テオはシルーカをマリーネのもとに遣わし、三勢力による和平を提案するが、マリーネは徹底抗戦の姿勢を崩さない。

マリーネは同盟軍を率い、条約を打倒せんと自ら打って出る。
対する条約側は、アレクシス率いる連合に援軍を求めるが、連合軍が到着するまでは、まだいくばくかの時間を必要とした。

二倍近い戦力を持つ同盟軍を相手に、条約軍は持ちこたえることが出来るのか――。

感想

アレクシスが色々持っていってしまった感がある。
マリーネとアレクシスの互いを思うが故のすれ違いが、大陸に戦乱の渦を巻き起こしてしまったのだと考えると、何ともはた迷惑なバカップルに感じてしまう(苦笑

とは言え、そもそもはマリーネがアレクシスを大切に思いすぎた故に、彼の君主としての資質を見誤り、一方的に守ろうとした事が原因。
結果として戦をおさめたのがアレクシスの器の大きさだったこともあり、どうにもマリーネの空回り感が強い。純潔まで犠牲にして、結局はアレクシスの優しさと強さに救われたというのは皮肉に過ぎる。

さて、これで物語は魔法師協会との全面対決に移行するようだが……Cパートで描かれたように、君主側に与する魔法師も少なくなかったようなので、魔法師協会側に勝ちの目があるのか、少々疑問。
もっとも、協会は大陸が混沌に包まれていることこそが目的なので、マリーネ以上に手段を選ばなそうではあるが……。

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