たこわさ

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グランクレスト戦記 第10話「裏切りの刃」感想


今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

遂にヴァルトリンドによるアルトゥーク侵攻が開始された。
ヴィラールは周辺諸国と連携を取り対抗するが、ヴァルトリンド側も大きな味方を得ていた。

海よりアルトゥークに迫る船団、それはヴィラールと友好関係にあったはずの、ミルザーの軍勢だった。
マリーネに覇王の資質を感じ、また体を差し出した彼女の覚悟を汲んだミルザーは、太守である父を殺し位を簒奪していたのだ。

戦いは激しさを増し、より混迷を深めつつあった――。

感想

前回でミルザーに対し強い不快感を覚え、その気持ちは今でも変わっていないが……太守である父を殺し国を奪ってまでマリーネの「剣」であろうとするその覚悟は見上げたものだ、とも思った。
もっとも、マリーネやミルザーのやり方では、大陸を混乱の渦に陥れるだけの結果になるのでは、とも思うが……。

何やら勢いのあるゲストキャラが登場、活躍し、そしてあっという間に死んでいったのが印象的。
主人公の出番を削ってまで描かれたことから、原作ではそこそこの人気キャラ……だったのかもしれない(苦笑)。

見事ミルザーを撃退したヴィラールだが、そもそも彼には野心が無く、守りのみを考えている節がある。
戦いの勢いは、完全にマリーネ陣営に味方している。正直、ジリ貧なのはヴィラールの方だろう。
彼が自らの死を予感しているようにしか見えないのは、気のせいだと思いたいが……。

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何やらゲームも出る様子。
ロードス島戦記」のパーンやディードリットがプレイアブルキャラクターとして登場する等、一定以上世代に希求する特典もある模様。ちょっと心が動く。PS4持っていないが。