異世界食堂 第10話「クレープ」「納豆スパ」感想
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
- 「クレープ」
- 「花の国」はフェアリー達が住まう場所。ある日、そこに「ねこや」への扉が出現する。「ねこや」の存在を知らないフェアリー達は戸惑うが、女王は部下達を引き連れて自ら扉の向こうを探る事に。ちょうど店内には、魔術に明るいヴィクトリアがいたので、女王達はすぐに「異世界食堂」についてのあらましを知る事となった。女王はヴィクトリアに、自分達向けのメニューを選んでくれるよう依頼するが――。
感想
制作環境が厳しいのか、時折「異世界ならではの食レポ」が鳴りを潜めてしまうので心配していたが、今回のようなフェアリーという特殊過ぎる種族や、ファルダニア達のような求道者の出番とあれば、ボキャブラリーが復活するようで、一安心。
しばらく前にTwitterで「食レポが異世界っぽくない」と本作を批判するツイートが見受けられたが、恐らくたまたま出来の悪い回を見てしまったのだろう(苦笑)。
とは言え、原作組の方の感想を拝見すると、「原作よりも説明が少ない」そうだ。
原作を殆ど知らない私からすれば、過剰に説明がない所が逆にさっぱりしていて好感触なのだが、この辺りは個人個人の好みの違いなのかもしれない。
確かに、今回のファルダニア達のように「拘り」や「異文化への理解」を命題にしたエピソードで説明不足をやられると、ちょっと残念な気持ちになるのは事実だが、少なくとも今の所は、本作を観ていて「説明不足」と感じる部分は少ない(皆無ではない)事を、一アニオタとして主張しておきたい。
- 作者: 犬塚惇平,九月タカアキ,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/06/24
- メディア: コミック
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