たこわさ

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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第2話「二つの軍勢」感想

原作は漫画版だけ一部既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

「門」を抜けた先、アルヌスの丘と呼ばれる地に辿り着いた派遣部隊を待っていたのは異世界の軍勢だった。問答無用で襲い掛かってくる軍勢を、派遣部隊は圧倒的火力で撃退する。
一方、軍勢を差し向けた異世界の「帝国」では、大敗の責任を巡って議論が紛糾していた。帝国軍の大敗は周辺諸王国の反攻の種となる――それを危惧した皇帝は策を弄し、諸王国の軍勢を派遣部隊に差し向け自らの手を汚さずして諸王国群の力をそぐ。
戦闘がひと段落したと判断した派遣部隊は、現地の住民との交流や文化の把握を目的としたいくつかの偵察部隊を編成。第三偵察隊隊長に任じられた伊丹は、探索を続ける途中で森の集落が巨大なドラゴンに襲撃され炎上する様を目撃する。生存者は皆無かと思われた中、伊丹達は井戸の底で難を逃れていた女性を発見するが――。

感想

いきなり部隊を派遣したのではなく、先遣隊が存在していて異世界の言語についてある程度研究していたようです。流石に大軍をいきなり差し向けるほど好戦的ではなかったか(笑)。律儀にも「立ち入り禁止」の警告標識を設置し、それを越えて来た敵は容赦なく殲滅――これぞ専守防衛の正しい姿ですね!(?)
「帝国」側が少々無能に見えますね。「門」を通って先に仕掛けてきたのは向こうな訳ですが、彼らにとってみれば新天地は当然の事ながら自分達のものであり現地人は排除すべき障害でしかない、といったところか。ただ、「帝国」に付き従う諸王国も決して忠実な犬ではないようで、もしかすると今後いくつかの国が自衛隊に協力する事になるのかも?
……しかし、USAが実に分かりやすいUSA振りを見せてくれていた思わず失笑してしまいました。恐らく、USAと「帝国」が本質的には同類という意味での描写なんでしょうが、自衛隊の面々は二つの世界の政争に巻き込まれていってしまうのでしょうか?