この素晴らしい世界に祝福を! 第7話「この凍えそうな季節に二度目の死を!」感想
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
冬を迎え、寒さのあまり馬小屋生活に限界を感じていたカズマ。しかしアクアのこさえた借金のせいで金欠が続いており苦しい状態が続いていた。仲間達と酒場で依頼を物色する中、「雪精」と呼ばれる弱いモンスターの討伐に対して破格の報酬が提示されているのを発見し、そのクエストを受ける事になった。
雪精狩りは順調に進み、何故こんなおいしいクエストが放置されていたのかと不審に思うカズマだったが、その「理由」は間もなくカズマ達の前に姿を現した。雪精達の「主」ともされる強力モンスター「冬将軍」を前にカズマは一刀のもとに斬り伏せられてしまい――。
感想
「冬将軍」は別に日本の風物詩という訳ではなく、ナポレオン由来の言い回しだと思うのだが、それはさておき。
主観視点でカズマの首が落ちる様についての描写が物凄く生々しくて少々背筋が寒くなった。今回はいつにも増して作画が乱れていたので、相対的にその部分が異彩を放っていた印象。
エリスの前で思わず涙してしまったカズマ、生き返った彼に泣きながら取りすがるめぐみんとダクネス、それぞれの立場から最早彼らが仲間なのだと描かれた件については何とも頬が緩んでしまった。特にめぐみんの様子からは、カズマを兄のように慕っている事が伺え「いいぞもっとやれ」状態。同人作家の皆様におかれましては薄い本(ry
エリスについては、「(カズマの事を)時々見ていた」と言っていた割に「カズマさんと言いましたね」というあまり彼の事を知らないかのような言い回しを見せた辺りで「おや?」と思ったのだが、「上げ底」や彼女を演じてる声優さんの名前を見た時に「そういう事か」と納得に至った。カズマが気付く日は来るのだろうか。
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