たこわさ

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アクティヴレイド -機動強襲室第八係- File6「夢は、彼方の黄昏」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

非番の日、偶然出会った船坂に連れられて花咲里がやって来たのは今は廃れた技術・巨大ロボットの展示イベント。中年男性ばかりの客層が醸し出す雰囲気に当初は戸惑っていた花咲里だったが、巨大ロボットの歴史やかつて真剣にパイロットを目指していたという船坂の情熱に触れ、次第にその魅力を理解するようになる。
そんな中、提示されていた巨大ロボットの一体が強奪されてしまう。犯人はロゴスに唆されたかつての正規パイロット候補。巨大ロボット事業の衰退で夢を奪われた犯人は、ロゴスに指定された回収ポイントへ向かうまで行きがけの駄賃とばかりに破壊行為を繰り返す。あまりにも巨大であり資料もろくに残されていない巨大ロボット相手に、攻めあぐねる黒騎と瀬名。船坂は、そんな状況を打開すべく意外な策を実行に移すが――。

感想

悪ノリも悪ノリだったが、以前の男の娘アイドル回と違って私的に好きな題材であり、「船坂主観作画監督」なる担当まで付けてしまうというスタッフの拘りが感じられる出来だったので、実に愉快な気分で観ることが出来た。「燃料切れ」というオチも、ロボットアニメへのオマージュに溢れている。
少々、花咲里の性格が都合よく改変されていないかとも感じたが、いよいよ彼女もダイハチに毒されてきたという証拠なのかもしれないな、とも。
しかし、二話続けて船坂が主役級の扱いを受けている傾向は一体どう捉えたらよいのだろうか?(笑)