たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

舞台は真田の本拠・上田へ――戸土野正内郎「どらくま」2巻 感想

どらくま 2 (BLADE COMICS)

どらくま 2 (BLADE COMICS)

第一巻の感想はこちら
嬉しい事に第一巻から半年「しか」待たずに新刊がお目見え。まあ、掲載誌である「コミックブレイド」はweb化してしまってますから、単行本出さない事には売り上(ry

(以下ネタバレ)
中編として完結している第一巻とは打って変わって、今回からは長編が開始の模様。源四郎の伯父・真田伊豆守信之が治める上田藩を舞台に、太平の世に行き場を無くしたトンデモ忍び達が徳川の陰謀を背景に血を血で洗う争いを? という、まあいつものノリです(笑)
今回から登場のヒロイン(?)・桜は、まさかのたけちー*1顔。性別も性格も正反対なのに何だか違和感が無いのが凄い。むしろスンゴイ可愛いのですが。今の所戦闘力は最低レベル――というか他の連中が化け物過ぎてお姫様的な意味でのヒロインポジションに甘んじてますが、作中には彼女の忍としての伸びしろがかなりのものである事を窺わせる描写がちらほらあるので、最終的には戦うヒロインになるのかも?
そして今回一番の見所は……真田伊豆守の登場でしょう! 史実でも結構漫画とかラノベの主人公張れそうな人物なんですが、まさかここまで戸土野節と親和性が高いとは!(笑) あとがきでふざけて「信之の若い頃やった方が面白くね?」とか作者が書いちゃってますが、まあそれは本編が落ち着いたころにやっていただくとして(ぉ

*1:前作「イレブンソウル」の主人公。