対魔導学園35試験小隊 第01話「出撃！雑魚小隊！」感想

今回の満足度：2点（5点満点中）
（以下ネタバレ）
あらすじは割愛。原作は未読。

学生だけれども特殊な能力・技術を持つ存在やそれを利用する組織と戦い、取り締まる立場にある若者達、その中でも「落ちこぼれ」の問題児達が何やかんやで戦っていく……というこれまたラノベのテンプレですね。もちろん、他の作品についても言えますが基本設定がテンプレでもストーリー運びやキャラクターの魅力でいくらでも面白くなるものなので、そこで拒否反応を示すつもりはありません。
……ありませんが、流石に落ちこぼれを通り越して任務遂行不可能なレベルの連中が曲がりなりにも人命のかかった戦いの場に参加できるって最早ただのブラックジョークな訳ですが。小隊の面々がそれぞれ能力は一流なものの何らかの問題があって成績をあげられていない、というのは分かるのですが、いくらなんでも適性不足過ぎるんじゃ？（苦笑）
キャラクターについてはまだ未知数ですが、辛い過去と頑なな意志の持ち主である桜花が全く気の利いていないタケルの言葉でコロリとデレてしまうなど、こちらも期待出来なさそうな。

対魔導学園35試験小隊　1.英雄召喚 (富士見ファンタジア文庫)