たこわさ

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ニセコイ: 第二話「インネン/ショウブ」感想

原作既読。第一期視聴済み。
(以下ネタバレ)

あらすじ

ある日、誠士郎は学校で何者かの襲撃を受ける。応戦する誠士郎の前に現れたのは、アメリカ時代の同僚・ポーラだった。誠士郎が突然自分の前から消えた――勝負の決着を付けずにいなくなったことに納得がいかなかった彼女は、誠士郎と勝負すべくやってきたのだ。
楽の仲裁でその場での戦いを止めた二人は、楽を伴い学校から誠士郎の私室へと場所を移す。襲撃された事を気にもせず同僚との再会を素直に喜ぶ誠士郎に対し、ポーラはどうにも怒りが収まらない。誠士郎の些細な仕草から彼女が楽に好意を持っている事を見抜いたポーラは、誠士郎に対しある勝負を持ちかけるが――。

感想

ポーラ登場。誠士郎と同じくヒットマン――ってどうにも幼い子供時代から殺人を生業にしているというへヴィーな設定を欠片も感じさせないこの作品の緩さは激しくどうかと思うのですが、まあ、それは置いといて。

ツンデレと思いきやデレデレなポーラは非常に可愛らしいですが、純情ツンデレの誠士郎がこれまた可愛いですなぁ。まあ、彼女の場合は楽が千棘の本物の恋人だと思っているので余計にツンデレにならざるを得ないんですが、同時に楽を巡る恋愛レースに全く参戦できていない為に一人でからまわっている状態、というのがまた気の毒な笑いを誘う訳ですが。

今回はシチュエーション自体は殺伐ながらも基本描き方がコミカルだった所に、キレた誠士郎の心象風景と思しき何とも言えない不安になる画風の絵画のリアルさが挿入された落差がなんとも言えない風味を出していました。

それにしても、30分丸々誠士郎のエピソードで千棘をはじめとする他ヒロインが全く出てこないというのは中々の優遇ぶりだな、と思いましたがよく考えたら誠士郎はそもそも出番が少ないので優遇でもないんでもなかったでござる。
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