たこわさ

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ガンダムビルドファイターズトライ 第05話「憧れと挑戦を胸に」感想

前シリーズ視聴済み。
(以下ネタバレ)

あらすじ

大会が近付く中、セカイはビルドバーニングと自分の動きを完全に一致させるべく最後の特訓に励む。フミナは自分だけのガンプラの完成を急ぎ、ユウマもライトニングガンダムをより完璧なものとする為に改良を進めていた。そして大会当日、ユウマが注目される中、セカイとフミナはそれぞれの努力の成果を発揮し――。

感想

フミナがガンプラバトルを始めた理由が明かされました。「憧れの人にいつか出会う為に」という純粋な目的に、彼女の本質そのものが現れていますね。しかし、その憧れの人・レディ変態サングラス、もとい名人カワグチの関係者のようで、早速変態サングラスMkII振り、もとい大物オーラを醸し出してくれました。
フミナが純粋な一方、ユウマはなかなかに複雑な想いを抱いている様子。偉大なる先輩であるセイ達への憧れ、フミナとの約束、かつて惨敗を喫しファイターとしての全てを否定した相手への復讐心、色々な思いがないまぜになった中、それら全てを原動力として作り上げた改良版ライトニングガンダムは、ラルさんから一本取るほどの完成度。まさに恐るべし才能ですが、ユウマの場合は内面が複雑な分、今後精神的な問題が発生しそうな。恋愛に対するのと同じくらい単純だったら悩まないのでしょうが(笑)

そしてセカイは、「特訓の成果」として「宙を駆ける」という恐るべき技を繰り出してくれました! もうガンプラ云々関係なくないか? と一瞬思いましたが、恐らく彼なりにバーニングガンダムに出来る事を追及していった結果、プラフスキー粒子の何らかの作用で空を蹴る事が出来ると気が付いたのでしょうね(適当)。これで宇宙空間での不利が実質的に無くなった訳で、チームの前衛として相応しい突破力を手に入れました。

フミナのガンプラSDガンダムである事はOPやEDの映像で示唆されていましたが、なるほど、支援機サイズでMSとしての戦闘力も持たせるための工夫だったのですね。いまいちSDガンダムの長所が描かれていない気がしますが、手足が短くて格闘戦が苦手な代わりに、小回りが利いて身軽、とかそんなところでしょうか?

他のチームも、いちいち「濃い」連中が揃っていて今後のバトルシーンが楽しみです。私的には毎回登場するGガンダム系統のガンプラに興奮する次第。やっぱりガンダムシュピーゲルは格好いいなぁ……。