たこわさ

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PSYCHO-PASS2 第4話「ヨブの救済」感想

第一期視聴済み。
(以下ネタバレ)
外部に知られぬまま囚われの身となってしまったメンタルケア施設の人々と青柳監視官。エリアストレスが非常事態レベルに上がる中、予想外の以上に対して霜月は判断を下せずにいた。一方、常守は遂にカムイの手掛かりをつかみつつあったが、それが示したのは件のメンタルケア施設で――。
三係初登場。執行官達は普通っぽいですが、監視官は完全なる局長のイエスマン*1で構成されているようで、ある意味経験不足でアクシデントに弱い霜月よりも厄介な存在として、常守の障害となりそう。
青柳監視官、貴重なまともな大人の女性枠だったのになんて不幸な死に方を……。あれですか、やっぱり宜野座さんと一発、もとい一杯やったのが死亡フラグだったのか!?(コラ
しかし、霜月は本当に役立たずですね。そもそも、システムの弾き出した「適性の高さ」というのも実は怪しいのじゃないかとさえ思えてきます。もしかすると、局長が常守に忠実な監視官として以外の捜査をさせないために与えた枷――つまりは言う事を聞かないし咄嗟の時に助けにもならない足手まとい――としての人事だったんじゃないかとさえ思えてきますね。

さて、ドミネーターと監視官を狙ったカムイの目的は、どうやらシビュラそのものの「色相」を知り、断罪する事のようですが、そんな彼の側頭部(耳の付け根)には謎の手術痕(あるいは古傷)が。彼がシステムに認識されない秘密がそこに隠されていそうですが、何らかの外科的処置もしくはインプラントで「人間」としてスキャン解析されない体質になっている、という事でしょうか? それとも、偶然の事故か何かで「何色でもない=人間ではない」とシステムにその存在を無視されてしまった、とかでしょうか?
何にしても、システム自体の完全性を疑うという意味では実は正解に辿り着いた人間なのでしょうが、方法がえげつないので、常守が彼を断罪してくれる事を願ってやみませんな……。

*1:シビュラの真実は知らないだろうから「犬」ですらない