たこわさ

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グラスリップ 第12話「花火(再び)」感想

(以下、ネタバレ)
雪の降りしきる街。初めて訪れたそこで、透子は駆に出会う。透子に街を案内し、仲間達に引き合わせた駆は彼女を花火大会に誘う。一人待ち合わせの場所に向かう透子だったが、何故か駆以外の面々は透子の姿が見えていないようで――。

透子の妄想だとわかっていても思わず「なんじゃこりゃー!!」と叫ばずにはいられない展開。
「未来の欠片」の世界の中で、透子は自分が「いないもの」になってしまった理由を「みんなと過ごした忘れられない場所を持っていないから」としていましたが、それは言うまでもなく現実世界での駆の境遇を自分に置き換えてシミュレートした結果な訳で。
彼女その中から駆を「唐突な当たり前の孤独」から救う術を見出せるのかどうか……。なんだかこの物語のジャンルがなんなのかよく分からないうちにもう次回は最終回。ふわふわした印象は最後には払しょくできるのでしょうかね。私はこの雰囲気嫌いじゃありませんが。