たこわさ

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アルドノア・ゼロ EP05「謁見の先で ―Phantom of The Emperor―」感想

(以下ネタバレ)
アセイラム姫暗殺に不自然さを感じたヴァース皇帝により休戦が布告される。千載一遇のチャンスに、スレインは皇帝にアセイラム姫の暗殺が火星の好戦派によって仕組まれたものである事、そしてアセイラム姫は生きている事を伝え、戦争を止め姫の命を救おうと行動を起こす。一方、休戦による一時の平穏を手に入れたかに見えた伊奈帆達のもとに、休戦を破って雪辱を晴らそうとブラドが単騎で襲い掛かってきた――。


スレインよくやった! と思ったらザーツバルムの方が一枚上手でした。しかもヴァース皇帝、姫暗殺に裏がある事までは疑えても、部下の忠誠心の真贋を見極める能力はなかったようで……。戦争が終わるどころか皇帝からの宣戦布告をもって大義名分さえ得てしまいました。やはりスレインはやることなすこと裏目に出てどんどん追い込まれていくタイプの主人公のようです……。姫にマウストゥーマウスしてもらった頃が彼の人生のピークなのか(ぉ

一方、もう一人の主人公・伊奈帆は、遂に単騎で火星カタクラフトの撃破という偉業を成し遂げてしまいました。今までは知略と仲間達の協力とのツープラトンだったのが、機体を犠牲にしたとはいえたった一人でも勝ててしまった*1その事実、もう彼が「戦時下の英雄」として戦力に組み込まれていくのは必定というものでしょう。
しかも、アセイラム姫は既に伊奈帆へ絶大の信頼感を寄せているし、どうやらライエも彼を頼りにし一種の仲間意識を持ち始めている様子。
ホント、伊奈帆があらゆる意味で有能すぎて怖いくらい。

*1:厳密にいえば艦を傾けてもらうというアシストはありましたが。