たこわさ

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グラスリップ 第1話「花火」感想

P.A.WORKS作品という事で否応にも期待が高まりますが、さて。
(以下、ネタバレ)


高校三年生の深水透子は、高校生活最後の夏を友人達と満喫していた。ある日、学校で鶏のスケッチをしていた彼女は、ダビデ像のような立ち姿をした転入生・沖倉駆と出会い――。

P.A.WORKS作品お得意のそこそこの田舎を舞台に若い男女が青春を駆け抜ける作品ですね(そのまんまやん)。主人公・透子は同社のヒロインらしくちょっと抜けた所があるけど芯の強い女の子、といったところ。そして彼女のこれからを左右するであろう転入生・駆は、これまた同社の男性キャラクターに時折見受けられる意味深な言動を繰り返すクールな少年ということで。

早くも第一話から何やら恋の鞘当が始まっていましたが、基本は透子と駆の関係が描かれることになるでしょうか。やなぎと雪哉の関係性がよく分かりませんでした、公式サイトを見たら納得。てっきり昨今流行の実の兄弟にガチに恋してる設定かと思って少し引いてしまいましたが。

花火の中に透子が見た光景、駆も同じ光景を見ていたという発言、二人の間に働く不思議な引力、少々ファンタジックな設定も飛び出してきそう。

少し気になったのが、P.A.WORKSらしからぬコミカルな描写が多かった事。デフォルメキャラとかワイプ演出とか珍しいな、と。EDなどのチビキャラについては、「true tears」以来でしょうか。全体的に作画枚数が少なめなのかも。