たこわさ

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シドニアの騎士 #10「決意」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)

纈とイザナの誘いで気晴らしに出かける長道だったが、纈の好奇心により過去にシドニアを窮地に追い込んだとされる科学者・落合の残した研究施設を探索する事になってしまい――。

何を思って纈があんな物騒な探検を思いついたのかは不明ですが、艦長が旅館の女将に扮していたり長道達が禁止区画に立ち入ってしまった時に姿を現したのが(おそらく)イザナの祖母・ユレだったりした事を鑑みるに、纈が研究所跡を探検する事自体は艦長達に筒抜けであり、また何らかの目的を持って途中まで自由にする事を大目に見られていたようですね。ただ長道にシドニアの別の姿を見せようと言うだけならば、長道を直接連れて来れば済む話なので、艦長には別の思惑があるのでしょうか。

奇居子を呼び寄せてしまう反面、人類の希望となりうる「人工カビ」の製造素体でもあるという融合個体の存在は、否応にも奇居子がコピーした人類である胞衣星白の存在を思い起こさせるものでもあり、まだまだ裏が隠されていそうな。