たこわさ

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シドニアの騎士 #07「覚悟」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
自分の失敗で味方は大損害を被り、星白が戦死してしまった?――真実を求めおぼろげな記憶と戦闘記録を辿る長道。そこで見えてきた事態の真相は――。
海苔夫死ね! マジ死ね! と視聴者の誰もが思ったであろう、あまりの卑劣さに絶句。自尊心を満たす為だけに、多数の犠牲が出る事を知りながら長道を欺き陥れたその醜悪な心根は邪悪そのものですな……。
そんな醜い嫉妬心とは対照的に、身を挺して長道を救った星白の美しさが悲しすぎる。「奇居子も人類とコミュニケーションをとりたがっているのかもしれない」とあまりにもロマンチックすぎる持論を語った彼女の最期が、当の奇居子に刺し貫かれるものだなんて。しかも、自己犠牲的に長道を救ったんじゃなくて、あくまでも一緒にいたいから、長道に死んでほしくないという思いからであって、自分の死を悟った瞬間にも生への未練が溢れていたというのに!
そして、そんな彼女の無念をあざ笑うかのように、奇居子が擬態したのは星白の機体……。何か予告編観るとパイロットらしき影も見えたりして。奇居子って一体何なのさ? と謎は深まるばかり。
ちなみに、秘匿回線だからといって司令部にまで記録が残らないものなのかね? という疑問があったりするのですが、案外長道機のブラックボックスとかに記録が残っている可能性があるので海苔夫野郎がまた何か仕掛けてくる展開もあったりして。