たこわさ

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凪のあすから 第三話「海のいいつたえ」感想

(以下ネタバレ)
光が急に大人になったような印象を受けている人もいるようですが、前回から散々「紡がいい奴だという事には早い段階から気付いている」「姉想い」という点が描写されているので、むしろまなかに対する過保護さが彼本来のさっぱりした性格を覆い隠してしまっていた、と考えた方が自然なんですよね。もちろん、二人が打ち解けられたのには光のそういった性格を恐らくは見抜いていたであろう紡の「大人」な性格も大きく寄与していたのでしょうが。
さて、紡の祖父の口から語られた「海と陸の男女が結ばれた場合、その子供には『エナ』が備わらない」という事実。紡の祖父自身が海村の出身らしい事が示唆されましたが、紡が光達に好意的なのもそこら辺が関係しているのかもしれませんね。
一方、あかりの相手である男は「真剣に考えている」と口にしながら光に「結婚する気があるのか」と問われると口を噤んでしまうというなんとも情けない反応――と思っていたらなんとコブ付きであることが判明。離婚なのか死別なのか、奥さんはいないようですが、娘の反対というのは結構な障害ですわな、確かに。