たこわさ

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凪のあすから 第二話「ひやっこい薄膜」感想

(以下ネタバレ)
光は決してバカでも愚かでもなくて、きっちりと紡が「いい奴」である事を見抜いているんですよね。それでも、まなかを盲目的なまでに大切に想っているからこそ、紡に辛く当たってしまい、結果としてそんな自分に一番腹が立っている。だからこそ要にちさきへの八つ当たりを窘められた時もおとなしく口を噤んだ。なんとも青春一直線野郎ですな!
一方でまなかは自分が絶賛発情中であることを半ば自覚していながら、光が何にイラついているのか全く理解出来ないなど悪い意味で子供なんですよね。まあ、だからこそ光はまなかを最優先で守ろうとしているのでしょうが。
さて、そんなこんなで四人+一人の仲が微妙にこじれる中、光の姉・あかりが地上の男とデキている事が海村の大人達にバレてしまい、村の掟にしたがって追放されそうに……。
姉自身への心配もあるでしょうが、同じ位にその姿を未来のまなかと重ねてしまったであろう光。恐らくは姉を救うために何らかの行動を起こすのでしょうが、それはもしまなかが紡への想いを遂げてしまった場合に自分はどうするのか? という問いへの答えにもなる訳で。
主人公らしい不器用ながらも真っ直ぐな行動を期待。