たこわさ

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宇宙戦艦ヤマト2199 第18話「昏き光を越えて」 第19話「彼らは来た」感想

まさかの一時間スペシャル。
(以下ネタバレ)
沖田艦長の無謀と紙一重の作戦には毎度冷や冷やさせられますが、よく考えなくても彼我の戦力差からゼロだったはずの勝機を呼び寄せたその大胆不敵さに、彼の実力が表れていますね。そもそも、迂回して回れば地球を救える可能性は潰える訳で、かといってやけっぱちの特攻をしたところで高が知れている、そんな状況の中で「最も生存率が高くかつイスカンダルに計画通りに到着するため」の最善の一手を打てる、そんな艦長に痺れる憧れるぅ!!
波動砲を利用した敵の足止めと艦の加速の一挙両得を狙った戦術も大胆と言う他無し! そりゃあ後発のアニメが揃ってパクるのも無理はない(?)。
ですが、沖田艦長の心は間一髪の危機を乗り越えた喜びに満ちているわけではなく、イスカンダルからもたらされた波動コアを兵器に転用してしまった事への自責の念に満ちているようで……。開戦を止められなかった事への後悔と相まって、沖田艦長の心に暗い影を落としているのかもしれません。
一方、ガミラス側ではやっぱり生きてたデスラー総統による反乱分子の粛清及びヤマトの目的がイスカンダル行きである可能性が高くなってきたためにその妨害(と恐らくは同乗しているイスカンダル人の捕獲)のために、再びドメルを差し向けます。
沖田艦長とドメル、双方の意志がぶつかり合った結果、再び合間見えることになった両者。最近は艦隊戦が続いていましたが、遂に航空部隊がその実力を発揮するときが……って、山本が切り札って大丈夫なのかw